車椅子用のクッションを使うと座った姿勢が安定します

介護保険でレンタルが可能な車椅子に敷いて使用するクッションがあります。

車椅子の座面に置くだけで使え、楽に長時間座れるようになり姿勢も安定する便利な福祉用具をご紹介します。

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まずは車椅子の座面を確認して下さい

画像のように一般的な座面の薄い車椅子であれば、車椅子用クッションの使用は適しています。

 

最近では車椅子の座面が分厚くクッションのようになっているものもあるので、このような車椅子に乗っている方の場合は、その上にクッションを置くと更に座面が高くなってしまうので適していません。

車椅子用クッションの機能

 

車椅子用クッションの機能は2つあります。

耐圧分散

車椅子に限らず椅子でも床でも、同じ姿勢で長時間座っているとお尻が痛くなってきます。

特に車椅子のように薄い座面で移動時に振動が掛かるような状況だと、特にお尻に負担が掛かります。

多くの車椅子用クッションは座り心地の良いウレタンフォームを使用しているため、何も敷いていない座面と比べるとお尻に掛かる負担は全然違います。

姿勢保持

車椅子に座っている方は足腰の弱っている方が多いので、真っ直ぐな姿勢で車椅子に座り続けることが難しくなります。

左右に傾いてきたり、またお尻が痛くなってきて段々と前向きに滑り座りになってしまうこともあります。

車椅子用クッションは真っ直ぐな姿勢がとり続けやすいように形が考えて作られています。

特に滑り座りの強い方には、座面の前側が少し高くなって滑り難くなっているクッションもあります。

長い時間車椅子に座っている方には必須のクッション

ちょっとした移動の時にだけ車椅子を使用する程度であれば、わざわざクッションを敷く必要はないですが、毎日の様に使用し、1回の使用で10分以上座っているのであれば、車椅子用クッションを使用するべきです。

元気で健康な人でも、椅子や床に座る際には座布団やクッションを敷いて過ごすことが多いので、車椅子に座る場合も同じです。

車椅子用のクッションも、必ず介護保険でレンタルしたものを使用する必要もなく、普通のクッションでも問題ありません。

ただ介護保険でレンタルできる車椅子用クッションの方が、種類が豊富で車椅子で使用するのに特化して作られているため使い心地は良いです。

また身体状況に合わせて適切なクッションに替えることもできるので、可能であれば介護保険でのレンタルをオススメします。

車椅子の硬い座面に長時間座っていることで、お尻に床ずれができることもあります。

また、前向きにずってしまったり横に倒れてしまったりして、車椅子での移動時に怪我や事故につながることもあります。

クッション1つでそういったことを防ぐことができます。

オススメの車椅子用クッション

(株)加地というメーカーが作っている「アウルREHA」という車椅子用クッションがオススメです。

アウルとはフクロウのことなので、クッションもフクロウの形をしています。

ただデザインとしてフクロウの形をしているのではなく、機能を考えてフクロウの形をしています。

お尻が当たる部分は丸く窪んで座りやすくなっており、尾てい骨のところは切り込みが入り体重が掛からないようになっています。

また身体が左右に傾かないように外側が高くなっています。

普通のクッションにはない面白い形をしているのが特徴です。

また、アウルがオススメなのは種類が多いことです。

 

どの程度のクッション性が必要かによって厚みが分かれています。

名前に「3D」と付くクッションは座った姿勢の保持がしやすいように起伏の強い形状になっています。

クッションを選ぶときの基準として、

  • 1日にどれぐらいの時間、車椅子に座っているか
  • 車椅子に座っているときのお尻の痛さはどの程度か
  • 車椅子に座っているときの身体の傾きはどの程度か
  • 本人の背の高さ、車椅子に座ったときの座高はどの程度か

などを目安に決めます。

厚みのあるクッションの方がお尻の負担も軽くなり高性能ではありますが、その分座高が高くなり、本人の座るときの姿勢によっては逆に不安定になる可能性もあるので、実際に車椅子に置いて試してみることが大事です。

背もたれ用のクッションもあります

座面だけではなく、背もたれの部分に置いて使用するクッションもあります。

背中が曲がった円背の方や関節が拘縮して身体の傾きが強い方には、座面だけではなく背中のクッションも使用することで、安定した座った姿勢バランスを保つことができます。

座面のクッション同様、背もたれの部分に置くだけで簡単に使用できます。

まとめ

車椅子で過ごすことが多い方にはオススメしたい車椅子用のクッションです。

介護保険でレンタルできるものもありますので、担当ケアマネジャーにご相談下さい。

 

 

 

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