尿量の多い尿モレ、隙間モレには両面吸収パッドが役に立ちます

通常のパッドは裏面に防水フィルムが貼ってあるため、片面からしか吸収せず、パッドを何枚重ねて使用しても吸収量は増えません。

しかし、両面吸収パッドを使用すれば表裏どちらからでも尿を吸収することができ、何枚でも重ねて使用することができます。

ちょっと特殊で便利な両面吸収パッドのご紹介です。

 

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そもそも両面吸収パッドってどんなもの?

通常のパッドについている立体ギャザーや防水フィルムが付いておらず、どこからでも尿を吸収してくれるパッドです。

表面や裏面の区別が無いので、表裏どちらも同じ形と素材でできています。

両面吸収パッドは保護フィルムなどがついていないため、通常のパッドよりも柔らかいです。

なので、そのまま伸ばして使うこともできますが、折りたたんだり丸めたり自由な形にして使うことができます。

そこが必ず伸ばして使用する通常のパッドとは大きく違うところです。

尿の吸収量はそれほど多くはなく、概ね1回~2回分の尿(300ml前後)を吸収します。

 

両面吸収パッドの使い方

両面吸収パッドは、必ず通常の防水フィルムの付いたパッドと併用します。

両面吸収パッドのみで使用すると、防水フィルムが付いていないため吸収した尿をパッド内に留めることができず下に流れていくので、それを受け止める通常のパッドとの併用が原則です。

実際の使い方は下図のようになります。

 

 

紙パンツの吸収を補助する通常のパッド、その通常のパッドの吸収を補助するのが両面吸収パッド、という役割になります。

一番の使い方としては、尿が排泄されてすぐに受け止める役割として、股の部分に丸めたり蛇腹に折ったりして詰め込むようにします。

もしくは、尿が漏れやすい腰や大腿部のオムツの隙間を埋めるような形で両面吸収パットを当てる使い方もあります。

どちらにしても、尿量が多い方の尿モレを防ぐために使用します。

両面吸収パッドで尿を全て吸収しようとするのではなく、通常のパッドを補完するような使い方のパッドです。

通常のパッド1枚で使用するよりも多くの尿を吸収でき隙間も埋めることができるのでとても便利です。

 

昔は、パッドの尿量を増やすために、穴を空けたパッドを何枚も重ねてオムツの中に入れて使用することもありました。

今でもされている方もおられるかもしれませんが、通常のパッドに穴を空けて重ねてみても、その穴から尿が上手く下に敷いたパッドに流れてくれることはほとんどなく、結局オムツからモレてしまいます。

通常のパッドを何枚も重ねて使用するならば、この両面吸収パッドを使用した方がずっと効果的に尿を吸収してくれます。

 

両面吸収パッドのデメリット

そんな便利なパッドではあるのですが、メリットだけではなくデメリットもあります。

まず、オムツ内の陰部に多くのパッドを入れることになるので、オムツを付けている本人の感じる違和感や不快感は大きくなります。

また、全面で吸収するため尿で汚れた場合には全面が汚染面となり、長時間皮膚に付着していると皮膚トラブルになる可能性が高いです。

そして、パッドを多く使用することになるためコストも掛かります。

 

  • オムツ内がゴワゴワする
  • オムツかぶれを起こすことも
  • パッド代が増える

 

まとめ

デメリットも上げましたが、

毎日の尿モレで衣服やシーツの交換や洗濯が必要な状況の方

や、

拘縮が酷くどうしても紙オムツと身体に隙間ができてしまいモレに悩んでいる方

にとって、この両面吸収パッドを使用することで悩みが改善する可能性も高いです。

 

紙オムツからの尿モレで悩まれている方は、一度試してみる価値のあるパッドです。

 

 

パッド
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